今日は足のシビレのケースです(30代男性)。

 

この方は立ち仕事で、最近忙しいのもあって、右のお尻の筋肉が痛くなることが多く、それに伴い右のモモ裏~足首にかけてジワジワしたようなシビレが出てきたということでした。

 

 

 

お尻の筋肉からの関連痛!?

右のお尻の筋肉を触診してみると、筋繊維上に非常に硬い硬結を見つけることができました。またその硬結を押すと足にシビレが出現。その他骨盤の関節自体も動きが悪く、股関節の柔軟性も落ちていたのです。

こ のシビレは、まさしく痛かったお尻の筋肉からの関連痛だったので、まず筋繊維上の硬い部分を取り除くように丁寧に押圧していきました。全て取り除いた後 は、お尻の筋肉に負担をかけている骨盤関節の動きをつける治療を行います。また股関節の柔軟性低下は、腰への負担を増大させます。なるべく股関節の動きを つけるような治療と生活指導を行いました。

治療後、シビレと腰痛はなくなりました。その後も順調な経過です。

 

 

今日のpoint

今回の足のシビレの原因は、「立ち仕事でお尻の筋肉に負担がかかり、筋肉が問題を起こしたこと」でした〜。

こ のような筋肉からの関連痛はトリガーポイントと呼ばれ、筋肉を痛めた後や使い過ぎた後に起こったり、逆に使われずに虚血状態が続いた後も起こりやすい問題 です。なかでもお尻の筋肉のトリガーポイントは足に広がることが多く、ヘルニアや狭窄症などと勘違いされてしまうことも多いので注意が必要でしょう。

お医者さんにヘルニアと言われている人で、このトリガーポイントの問題や関節の問題であることも多いのですよ〜。

 

 

K.K.

 

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